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さなぎダンス

劇団態変の本拠であるメタモルホールで、2012年7月からスタートした、ダンス公演企画です。障がいを持った身体/持たない身体が、等価にしのぎを削る、稀有な空間として、回を重ねるごとに、大きく変態(メタモルフォーゼ)を遂げるでしょう。

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2012年7月、第1回の記録(1)

以下は、当日パンフのテキスト。
画像は、チラシのオモテ面。



さなぎダンス企画vol.1
2012年7月7日(土)19:30、8日(日)14:00, 17:30
会場:メタモルホール
井筒麻也+桑野聖子(アンサンブル・ゾネ)「fragment」
重里実穂(淡水)「ぐらクードー」
ミスター「面moock躍如」

本日は、ご来場いただき、誠にありがとうございます。当企画言いだしっぺの上念です。

昨夜(6日夜)は大変な雨と雷で、よく眠れなかった方も多かったのではないかと心配です。

岡登志子さん主宰のアンサンブル・ゾネを見始めて十数年、井筒さんも桑野さんも途中からの加入ですが、ゾネが初期から持っている「落ちる」とか「倒れる」という動詞そのものであるシンプルで高い強度をそなえた身体を獲得しているようで、頼もしい限りです。今回は面白い光の使い方をするようですが、これはいつもゾネの照明を担当しておられる岩村原太さんの想を借りたものでしょう。おそらくこのホールでは初めての「光」が見られるのではないかと思います。fragmentとは、「断片」とか「かけら」という意味です。

重里さんは、ルックスに似合わない(?)過激なパフォーマンスで、定評を築きつつあります。ドローイングにもやや病的かと思わせるような魅力があり、様々な表現方法を模索しているようです。まだタイトルの意味も聞いていませんが、作品の時間が訪れると、自分自身が「空洞」になってしまうような、そんな感覚を意識しているのかもしれません。「からだ」って「殻だ」と、よく言うではありませんか。

ミスターはhiphopからダンスのキャリアをスタートさせたようです。今日ご覧いただく作品は、特に発表のあてもなく創っていたものだそうです。そういう、クリエイティブであろうとするやみ難さが見えてくるのではないかと思います。お面(仮面)を使うそうです。顔の表情を消すことで、新たに注目される何ものかの表情を、発見していただけるのではないでしょうか。

終演後、2階のカフェスペースで出演者を交えて「お茶」をします。お気軽に階段をトントンとお上がりください。

では、携帯電話の電源を切って、開演をお待ちください。

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