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さなぎダンス

劇団態変の本拠であるメタモルホールで、2012年7月からスタートした、ダンス公演企画です。障がいを持った身体/持たない身体が、等価にしのぎを削る、稀有な空間として、回を重ねるごとに、大きく変態(メタモルフォーゼ)を遂げるでしょう。

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さなぎダンス#9を終えました

遠藤僚之介
Coney

地案
泣く骨

下村雅哉+小泉ゆうすけ(劇団態変)
伯山正孝(ディジュリドゥ)
監修:金滿里
ホヤの実態

主催:ダンスの時間プロジェクト
協力:劇団態変 メタモルホール

照明:阪上英里子 音響:金 里馬
企画:上念省三
 
本日はご来場ありがとうございます。3つの作品、存分にお楽しみください。
さて、今、10日の午前2時過ぎの段階で、決まっていないことがあって、それは、地案さんが白塗りをするかどうかということで、それによっては上演順を変えなければいけないかもしれません。こういうスリルというか、不確定要素は、結構楽しいものです。
舞踏の、ということではなく、日本の伝統としての「白塗り」は、常の場合でないこと、神であること、感情をあらわにしないため、特権階級であることを示すため、といった意味があるとされているようです。
今回どちらになるかわかりませんが、いずれにせよ、白く塗るか塗らないかを熟慮したうえでの選択である、ということは貴重なことだと思っています。


ホヤは成長過程で形態を変える「変態」(metamorphose)をする生物で、岩場に定着してゆらゆらと一生を送るため、使わない脳を自分で消化してしまう、というショッキングな生態を持っています。現在に安住して考えることを置き去りに自分の脳みそを退化させていく、ということから、現代の民衆の置かれたありさまの象徴などとも言われているそうです。
ディジュリドゥは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニによる、世界最古の管楽器です。唇を振動させる楽器なので、その意味では、金管楽器と同じ原理をもっています。循環呼吸(サーキュラーブリージング)で、息継ぎの切れ目なく演奏するのが特徴とされています。

※はくさんまさたか
そのむかし、うっかりディジュリドゥに出会い道を踏みはずす。その後、大道芸人と現代美術作家、そして舞踏家に拾われてケモノ道へ。
音語りユニット「ちょうちん&ひるあんどん一座」特殊工作担当。変な楽器作りに腐心する。
杉浦流掃除機術見習い。

 遠藤さんは、若手男性ダンサーの中で、彗星のようなポジションにいる人なのではないかと思います。そういえば、彼をこの公演に誘ったのも、たまたま同時に観に来ていた小規模なダンス公演の客席での雑談からでした。ずいぶん前からお願いしていたので、やっとこの日が来たという思いです。「イワダヌキ」を空想して描いた絵を募集したいと思う日々でした。

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