劇団態変の本拠であるメタモルホールで、2012年7月からスタートした、ダンス公演企画です。障がいを持った身体/持たない身体が、等価にしのぎを削る、稀有な空間として、回を重ねるごとに、大きく変態(メタモルフォーゼ)を遂げるでしょう。
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Alice in Wonderland
斉藤さんの作品は、「 9 cells」という10人のダンサーで構成された作品からピックアップされたソロ作品です。「不思議の国のアリス」のどこかのシーンも思い浮かぶかもしれません。「箱入り娘」…というのは半ば冗談ですが、箱のもつ様々な意味、機能を考えながら、お楽しみいただけるものと思います。
足一
(たすいち)『緩やかに死んでいく為の方法論』
□原案・イラスト:渋谷紘明□振付・演出:井上大輔
□ 出演:かえる,井上大輔□協力:渋谷美
ご覧いただくまえに、振付の井上さんのコメントを読んでおいていただきましょう。演劇と舞踊の狭間のようなところを追求している人たちです。
ある少女の祖父が病気で亡くなりました。祖父は妻と別れてしまっていたこともあり、孫である少女も、
祖父がなにをしているかなどにあまり詳しくありませんでした。亡くなって、遺品整理のために祖父の部屋に訪れたとき、
大量の、祖父が残した誰も知らない絵がありました。
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ここまでが現実にあった話です。そして、私は少女(友人)から少しお話を聞いて、遺品のイラストも借りて、考えてみました。
妻とわかれてからずっと絵を描いていたその祖父のことを。そして、私はもうなくなっているその人に会いたいと思ってしまいました。
なぜ絵を描き続けたのか、つらかったのか、楽しかったのか、聞くために。
でも、それができなかったので、この作品が生まれました。 遺品と、少しだけのお話から私がみた、
「ある男の生き様(そして死に様)」のお話です。
どう生きて、どう死ぬのか。 私がみた渋谷紘明さんを、どうか一緒にみてください。
植木智+下村雅哉(劇団態変)
『闇夜の狩り』 |
漆黒に、猛るモノ在り。
戦士と成り、獣と成り、魔物と成り…。
生存の為、私怨の為、義憤の為、狩る。
闘いの術を知らずとも、この本能たる身体が憶えている。
現代のダンスは、いろいろです。よくぼくは、テクニック(技術)をX軸、コンセプト(発想)をY軸にとった座標を書いてみて、その中に自分が試みようとしている表現を置いてみたり、あるいは観客ならいま観た作品を置いてみたりしたら、一応の整理がつくんじゃないかしらん、と言います。あるいは他の軸もありうるかもしれません。容姿や衣裳だって重要なポイントかもしれません。もちろん、分類するのが必ずしもいいとは限りませんが。。。そのように座標にポイントすることによって、できれば、自分が思いも寄らなかった傾向の作品を面白がることができるのだな、ということを発見できればいいなと思うのです。テクニックがなきゃね…と思い込んでいた人が、今のはどう見てもテクニックはいまいちだけど、何かよかったよな…というような。さて、今日、すばらしい出会いがありますように。(上念省三)
公演のレビューは、「イマージュ」61号に掲載しています。
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